音楽会の練習、自転車に乗れた日

9/30(土)

この日は妻が仕事なので、子供ら2人と留守番。どこかに出かけたい気持ちもあるが、Rが病み上がりということもあって家で大人しくしていることに。

Rは近々音楽発表会があり、課題曲である「花が咲く」をメロディオンで弾けるよう保育園で練習しているとのこと。ただ、最近体調不良で保育園を休んでいたため練習ができていなかったようだ。それなら家で練習して皆をびっくりさせよう、ということでキーボードを引っ張り出す。

そもそもこの曲を知らなかったため、まずは俺がしっかり聞き込む。その後、Youtubeで弾いている人の指の動きや音を拾って、最低限成り立ちそうなコード進行と伴奏を練習する(俺は楽譜を読むことができないので、こういう泥臭いやり方しかできない)。

俺はキーボードをPCに繋いで先生役、Rはキーボードでピアニカっぽい音を出す。Rはメロディを音階で口ずさめるものの、それをうまく指で弾くことができない。指の使い方と共に、苦手なところを何度も練習する。そんなことをしていたらAも一緒にやりたいというのでおもちゃピアノを並べて一緒に遊ぶ。

途中で飽きて、3人で発表会の入場からピアノに合わせての「礼」までの流れを何度も練習していた。

仕事を終え、妻が帰宅。今日はキッチンカウンターに妻と子供を座らせ、冷蔵庫の余りで捻り出した冷蔵庫整理メニュー。

胡瓜に切れ込みを入れて2cm幅くらいにカットし、冷やし中華のタレ(夏に余ったやつ)に1時間ほど漬けた。キャベツの千切りにサワークリームの厚切りポテチを乗せたもの(シーザーサラダっぽい風味をイメージした)は「お菓子じゃん」と違う方向性で子供に好評。

少量の豆腐で大人用の一口麻婆豆腐(激辛)。冷凍していた鰹のタタキは子供用に甘めの照り焼きに。

残りの鰹のたたきはニンニク醤油であえて海苔の千切り。やや生臭みが残る魚を海苔の風味でマスキングするというのは、先日の福岡土産のごま鯖からの学び。

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ハンバーグは肉をしっかり捏ねたものと、あえて肉同士が結着しないようにゆるく混ぜたものの2種類作った。今回はゆるく混ぜた方が肉粒感あって好み。

食後、Rと一緒に昼間練習した「花は咲く」を披露する。妻は感動して泣いていた。俺も息子と一緒に音楽を演奏している嬉しさと、Rの努力と成長っぷりに涙目になっていた。

 

10/1(日)

朝食にワッフル。子供はカリッとよりふわっと気味に。

Rと庭で自転車の練習をする。ようやく気候も涼しくなり、1週間ほど前から補助輪とペダルを外した状態でバランスを取る練習をしている。徐々に足を地面から浮かせた状態をキープできるようになってきたので、そろそろ乗れるのでは?と思いペダルを取り付ける。

最初は俺がサドルを支えながら漕ぎはじめだけフォローしてやると、一度目で乗れてしまった。本人さえも「あれ、僕乗れてる…!」とひとりでペダルを漕ぎながら困惑気味に笑っている。

これなら最初の支えがなくても自分で漕ぎ出せるような気がして、ダメ元で一人でやらせてみると普通に乗れてしまった。雪が降る前に何とか乗らねば…と思っていたが、逆に拍子抜けするほどあっさり。練習の流れ(息子5歳の場合)としては、

  1. 補助輪がついた状態で自由に漕がせる
  2. 補助輪がついた状態で、漕ぎ出す足の位置と地面を蹴った足をペダルに乗せる感覚を覚えさせる
  3. 補助輪とペダルを外し、地面を蹴ってバランスを取る練習をさせる
  4. ペダルをつけて補助輪がない状態で走る練習をさせる(漕ぎ始めはサドルを持って押し出す)
  5. 一人で挑戦させる

という流れでできるようになった。補助輪を外したのが5歳を超えてからなので、ある程度筋力やバランス感もついてスムーズだったのだと思う。前提として「ペダルを漕ぐと(スピードが出ると)安定する」「足元を見るとふらつくので前を向く」ということは何度も共有していた。

自転車が乗れたら、という約束をしていたスプラの追加コンテンツ(サイド・オーダー)を買いに行ったのだがどこにもない。すっかり勘違いしていたのだが、あれは映像が公開されただけで発売はまだ先なのね。代わりにやたらと大きい銃(スポンジの弾がとんでもない勢いで発射されるやつ)をねだられて買った。Rにだけおもちゃを買うのもAが可哀想で、シルバニアファミリーの保育園セットをRと一緒に選ぶ。

おもちゃ買ったから付き合ってよ、と言って近くのリサイクルショップへ。食器関係の棚の最下段は年季の入った未使用品の器が破格で売られており、ここを掘るのが宝探しをしているようで楽しいのだ。Rと一緒に埃の被った箱を引っ張り出して「何が入っているかな?」「じゃーん!」「イマイチだねぇ」みたいなやりとりを繰り返した後、結局気に入ったものに出会えず帰宅。

掘り出せた例。

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夕飯、肉の塊を焼く。フライパンで焼き目を付け、その後ローズマリーと共にオーブンで火を通す。

これは最近読んだ玉村豊男さんのエッセイで出てくる「豚肉のロースト」を読んで塊の豚肉が食べたくなったから。

庭のローズマリー、ディル、バジルを細かく刻み、玉ねぎ、アンチョビ、レモン、オリーブオイルと混ぜてソースにした。さっぱりして肉が進む。

ワインは久しぶりにコノスルのゲヴュルツトラミネール。冷やし気味でも香りがしっかりして美味しい。明日から出張で不在が続く。早めに就寝。