大きな鍋を買ったので豚骨ラーメンを作ることにした。食べたい気持ちに対して時間がかかりすぎるため、次回作るのは当分先だと思うが一応メモ。
ゲンコツ×3と鶏ガラ。こいつらがスープのベースとなる。
ゲンコツは袋に入れた状態でハンマーでぶっ叩いて半分にする。冷凍の状態でやると血が飛び散らない。
でかい鍋で下茹で。だいたい20分くらいだったかな。すごい勢いでアクが出て湯が濁った。
お湯を捨て、たわしで血あいなどを落とす。
ここからはひたすら煮込みまくる。蓋を開けたまま、ぐつぐつとした状態を保ちながら。
おまじない程度の玉ねぎ、にんじん、生姜、にんにくを投入。それから背脂も入れてみた。
当たり前だが煮ると湯は減る。減ったら湯を足し、煮て湯を減らす。
白濁してくる。豚骨スープっぽいビジュアルになってきた。だがまだ煮る。
2日間に分けてトータル8時間は煮ただろうか。骨は崩れ、骨髄は流れ出た。それが目安。今月のガス代が頭をよぎる。このくらいで完。
次いで麺。豚骨ラーメンだったら絶対に乾麺を固茹でにしたものが合うと思うのだが、ここまできたら麺も自作で行きたいところ。小野式製麺機をひっぱり出して麺を打つ。筋肉痛の腕での製麺は苦行に近い。
切り幅の関係でそれほど細くはならないな。
だが太めの豚骨も良いのでは。
かえしはシンプルに。醤油、昆布、干し椎茸、砂糖。これを一晩寝かしたもの。
チャーシュー。これも数日前に作ったものを使用する。
ややあってこのように盛り付けた。キクラゲは生のものだったので乾燥品に比べ食感がソフト。ちなみに紅生姜は昨年梅干しを作った時に梅酢で自作したもの。時間がかかっただけに自己満足点は高い。
麺もやや太いが、これはこれで美味しい。スープに関しては、いわゆる豚臭さはそこまで強くなく、(店に比べれば)比較的ライト目。しかし多くの油が含まれているためか濃厚さはしっかりある。大変美味しい。
ちなみに、子供にはミニラーメンを作った。好評。
翌日
スープはたくさん余っているので、やはり乾麺で作り直したい気持ちに。近所のスーパーでマルタイラーメンを購入し、乾麺を使って再度作り直す。
これだ!というビジュアルに。
完全に乾麺の方が美味しい。というか、自分で作っておきながらため息が漏れるほど美味しい。製麺している場合じゃなかった。
- 時間はかかるが、その分満足度は高いし美味い。
- ある意味工程はシンプルだが、ひたすら煮るためコンロの一つがでかい鍋で埋まる。
- スープの塩分と油分はやはり気になる。
- 麺は余程のことがない限りマルタイラーメンでよい。
- またやるか?→美味しかったのでそのうちやると思う。
福岡での体験を思い出した。
前回のラーメン