音楽 - 石記

5/2（火）

庭を見て考え込む時間がどんどん増えている。たいていは、まだ整っていない場所に何を植えようかとか、買ってポットに入ったままになっている花をどこに植えようか、とか。

花や草木が身近にある生活の心地よさを知ると、庭いじりにいくら時間があっても足りないな、と思う。今は隣の家との目隠しを兼ねて植えようとしているオリーブのことを考えている。GW中に取り掛かりたいところ。

LOSTAGEが全ての都道府県をまわる（とんでもない）ツアーをするのでチケットを購入。しかも俺の大好きなライブハウスだ。新譜に関しては今回もサブスク配信なし、フィジカル音源の一般流通なし、オンラインショップでの販売もライブの全工程終了後となり、ライブ会場でその楽曲たちを初めて耳にすることになる。

いつだって五味さんの言葉や考えには音楽に対する真摯でブレのない気持ちを感じる。

コンテンツとして消費することに慣れ過ぎてしまい、音楽はそれ自体が優れたメディアであるということを忘れてはいないか。余計なことはあまり考えず、まずはそれさえ作ればいい。音楽は誰のものか。俺のもので、俺たちのもので、あなたのものである。それが素晴らしい音楽であれば、必ずここからそこへ辿り着くように出来ている。

音楽とは日々の生活や営みの中で消費されゆく一過性の産物ではない。俺にとって音楽とは何か。

庭で育てるオリーブを買いに出かける。園芸店やホームセンターを巡り、オリーブを２本購入。イタリア産品種の「ルッカ」と、ギリシャ産品種の「エルグレコ」。その他、ドウダンツツジ、ハーブ類、山椒など気になるものをいくつか購入。最近植物関係に見境なく金銭を投入している。どこに植えようか、みたいなことを考えていたら夕方。妻と子が帰宅するので夕飯のつまみを作る。

じゃがいもとウインナーのローズマリー風味。小さめの角切りにして少し多めの油で揚げ焼きにする。