アルテックのスツール、憧れるが余りに高い。ニトリにそっくりなスツールが売っていることを知り、早速3脚購入。
確かに似ている。天板の厚さが薄かったり、天板脇が木目ではないので少し安っぽく見えてしまうが、1500円以下と考えれば許容範囲。

黒はそのままでも部屋に馴染んだので、白2脚をペイントすることに。
塗料はFARROW&BALL

オンラインショップでサンプル(100ml)が購入できる。132色もあるカラーチャートの中から選ぶことができるので、かなり色に迷った。

ツヤの出方によってもいくつかシリーズ展開していたが、なるべくマットな色合いにしたかったので「エステートエマルション」シリーズを選択。
こいつをペイントしていく。

塗装の上から塗って良いのか、表面を削った方が良いのか、下地は必要なのか...ペイントの知識が皆無なのでよくわからないが、軽く調べた感じだとおそらく塗装は削った方が良さそう。
ひとまず紙やすりで表面を削って試し塗りしてみることに。

壁を塗装した時のポーターズペイントの下地が余っていたので、いろいろと試してみる。

手前から
- 塗装の上からペイント →削ると剥がれる
- 表面を削ってからペイント →良い◎
- 表面を削って下地を塗ってからペイント →下地いらなそう
- 塗装の上に下地を塗ってからペイント →削ると剥がれる
結局、表面を削ってそのまま塗装をするのが良さそう。
サンダー。

さっそく塗装を全部剥がす。

サイド部分にマスキングテープ。曲面なのでやや手こずる。

1回目のペイント。塗り立てはテカテカしている。

乾くと艶がなくなってくる。

乾いたら2回目のペイント。少し厚かった?

もう一色も同様にペイント。

乾いたところ。すこーしムラがあったりするものの、素人仕事としてはよくできた方かと。

黒はそのまま使うことに。3色並べると良い感じ。座ったり擦ったりしても色がついたり削れたりしないので大丈夫そう(濡れたふきんで擦ったら、少し色はついた)。

塗料が足りるか不安だったが、結局この程度のペイントではほとんど減らなかった。2度塗りしても1/5程度の量しか使用せず。
スタッキングできるので、今後たくさん作っても保管場所には困らなそう。

スツール本体、塗料含め1脚3000円ちょっとで完成した。アルテックの1/10の値段と思えば上出来だし、何よりも132色の中から、自分の好きな色を作れるのが良い。
今度まとめてペイントした時に椅子ごと誰かにあげようか、なんてことを思うくらい安く手軽にできてしまった。