すき焼き、モダン肉じゃが

12/9(金)

ボーナスが入ったのでちょっと贅沢しようぜ、となる。

妻が休みだったので精肉店へ買い出しに行ってもらった。恐るべきことに、和牛の切り落とし(広告の品)が税込248円/100gとのこと。ここの切り落としは普通ではないことを知っているので600g買ってきてもらう。

今日は定時で即帰宅するはずが、帰宅間際にトラブルがあってもどかしさとイラつきを抱えて帰路についたのだが、帰宅すると嘘みたいに立派な肉が冷蔵庫にあったので一瞬で全てを許し、そして忘れた。

広げてみるとほとんど1枚ものの肉だった。切り落としとは一体...。

砂糖醤油みりんでタレを作り、フライパンでネギと肉だけのすき焼き。

この前、愛知で買った日本酒。結構甘味が強いが酸味もはっきりしているのでそこまでベタベタしない感じ。すき焼きの甘いタレと相性良かった。

調子に乗ってモダン肉じゃがを作る。モダン肉じゃがとは一体何だろうか。じゃがいもを茹でて牛乳、バターと共にマッシュポテトを作る。

さっと焼いた和牛の上に乗せ、甘い醤油だれをかける。これがきっとモダン肉じゃが。肉じゃがの再構築。創造的破壊。

これが思った以上に相性最高だった。マッシュポテトがソースのように牛肉と一体化して、完成された料理のよう。いつもの肉じゃがの鍋の底に余ったぐずぐずに崩れた部分を美化したみたいな味。

結局、肉は半分以上冷蔵保存することに。美味いが脂がしっかりあるのであまり量を食べられない。〆はすき焼きの余った汁でうどん。旨味が凄まじい。

いつの間にか、こたつで眠ってしまった。