ハンバーグ、森ゆれる、牡蠣のなめろう

10/27(金)

仕事後、妻の運転で実家に帰宅。夕飯はハンバーグ。ふんわりと柔らかめの実家のハンバーグは「実家のハンバーグ」というひとつのカテゴリーであり、他のどんなハンバーグとも違う気がする。

ハンバーグ作りのセオリーから言えばまずはひき肉と食塩だけでしっかりと捏ねる(アクトミオシンを形成させて粘りや結着力を出す)ことが重要と言われがち。が、母親のそれは全く異なっており、炒めた玉ねぎにひき肉、卵と少量の塩を入れ、木べらで混ぜ合わせる程度。そのまま丸く成形してフライパンで焼いていた。実家のハンバーグを実家のハンバーグたらしめている要因がわかってすっきりした反面、うっすらとかかっていた魔法が解けてしまったような、若干の寂しさも覚えた。

子供たちはケチャップ、大人は大根おろしとポン酢に千切りにした大葉を乗せて食べた。

 

10/28(土)

妻と近くで開催された音楽フェスへ。天気予報を見て雨が降ることは覚悟していたが、流石に到着した瞬間に土砂降りの雨に晒されたのは笑ってしまった。ずっと行きたかったカレー屋が出店していたり、屋台とは思えないクオリティの焼き鳥が食べられたりと、食事が大変美味しくて大満足。ロケーションや人がガチャガチャしていない空間自体も素晴らしかった。何よりも身近な地域で素晴らしいフェスが誕生したことが喜ばしい。

数年ぶりにライブを見たTAMTAMのグルーヴ感にやられ、スペアザのステージではよく聴いていた学生時代の記憶が蘇るなど。そしてROTH BART BARON、ライブを見るのは初めてなのだが特にドラムの人やばくなかったですかね?少なくとも俺には完全にあの場を支配していたような凄みを感じたし、ずっと目が離せなかった。ライブ中のステージ真上で、月がやたらと綺麗に見えたのも印象的。

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10/29(日)

実家で朝食を作る。ハムチーズパンが食べたいというRに左半分がハム、右半分がベーコンのハイブリッドなパンを焼いた。Aは相変わらず納豆ごはんが良いらしい。大人にはサンドイッチを作り、朝食を食べた後は妻の実家に顔を出して高速道路で我が家へと帰る。

妻は大量の衣類を洗濯し、俺は泥だらけになった靴を洗って植物達に水やり。なんだか疲れが蓄積したのか体が重くなったが、少し自分の部屋でゆっくりさせてもらったら完全に回復。

夕飯、岩下の新生姜とウインナー串と最近の定番の温玉サラダ。チーズを大量に削りかけるのが好み。温玉はまとめてANOVAで低温料理した(65℃で30分)。

牡蠣が安かったのでスーパーで買ってきた。大きめの身は牡蠣の昆布焼きに。牡蠣を最も美味しく食べる方法のひとつだと思っている。

もう半分は牡蠣のなめろうに。牡蠣のつまみを調べていたら見かけたやつ。世の中には凶悪な発想を思いつく人がいるもんだ。ただでさえ旨味の塊のような牡蠣をなめろうにしてしまうなんて。冷蔵庫にあった大葉、食感要因として玉ねぎ、昆布焼きに使った昆布をそれぞれみじん切りにし、味噌と共にあえた。当たり前のように日本酒が進む。

Rの元気がないな、と思っていたらそのまま夜に発熱。メダカが2匹死んでおり、Rと共にショックを受ける。