「ミニマル料理」について週間はてなブログに取り上げていただいた。いつも読んでいるブログも載っており嬉しい。
日常的な外食のわかりやすい「うまさ」は少し食べ疲れてしまう。かといって、本当にシンプルで美味しい料理はそれなりに高価なので何度も足を運べない。この本には、家で美味しく料理を食べるためのエッセンスが至る所に散りばめられている気がする。そしてこの本の前書き名文だと思う。
先週後半の記録。
9/7（木）
展示会に参加するため幕張メッセへ。昼食は同僚とアウトレット内にあるピザ屋。やはり外で食べるピザは美味い。我が家にも400℃オーバーでさっとピザを焼くことのできる何らかの加熱器具が欲しいな。薪を燃やすか？
新幹線で玉村豊男さんの「料理の四面体」を読む。国や材料で出来上がる料理は異なれど、火、水、空気、油を頂点とした四面体でその全てを説明できるという大胆かつ理にかなった内容。料理の描写にリアリティがあり、空腹になりながら20時過ぎに帰宅。
家族はすでに夕飯を食べ終えていた（外食するかもしれないので夕飯はいらないと伝えていた）ので、ひとりつまみを作って晩酌。余った小間切れ肉を湯に通し、ごまだれをかけてしゃぶしゃぶのように食べた。〆に半分に折ったパスタを小さめのフライパンで茹で、ベーコン、トマト、牛乳、卵であっさり目のカルボナーラっぽく。
9/8（金）
起床、無性に卵焼きが食べたくなって焼く。間に海苔を挟みながら巻いた。弁当にもたくさん詰め込む。
職場の朝礼で大先輩の訃報。最近はあまり喋っていなかったが、かなりお世話になった人でショックが大きい。しばらく何も手につかず、PCの前でブラウザを最大化したり、最小化したり、サイズを変えたりしながら心を落ち着かせていた。昼前にオンラインで商談があり、何とかそこで気持ちを切り替えることができた。
音楽が好きな人で、何年も前の飲み会後のカラオケで俺が歌ったくるりの「虹」のギターソロを聴いて「ツェッペリンみてぇなソロだな」と言っていたことをよく覚えている。もう少し音楽とか仕事の話をしたかったな。
帰宅して、そのような話を妻にしながら、先日の余りの骨付き肉を焼いて食べた。スペアリブが子供に大好評。大人用のソースは先日作ったマスタードと生クリーム。
9/9（土）
保育園の作品展へ。保育園で行った制作や、描いた絵などを子供に説明してもらいながら眺める。毎度のことながら、子供の成長っぷりに感慨深くなる。園内で食事ができるということで、子供用にカレーとラーメンを事前に注文していた。絵に描いたような「給食のカレー」といった佇まいで、子供の分を一口もらうと、見た目と思い出から連想する味そのままで何だか嬉しくなった。
帰宅後、インスタントラーメンを作って妻と半分ずつ分ける。ラ王の醤油味をベースに、にんにくとひき肉を炒めて作ったスープに溶き卵を落とし、ラー油。ニュータンタンメンっぽい感じにした（食べたことはない）。
美容師曰く、夏場は髪の毛が早く伸びるそうだ。俺は美容院で毎回伸びた分だけ切ってもらうし、毎回同じスパンで次回の予約を入れている。にもかかわらず、今は髪が伸びすぎて鬱陶しいのはそういうこと。いつもは髪を乾かしてもらうだけだが、今日は食事の予定があるのでセットしてもらった（が、ワックスの匂いが気になって落ち着かなかった）。
この日は同僚との夕食。丁寧かつ、上品な量の料理がありがたい。
二次会でイタリアン。タコのカルパッチョと、この日もピザを食べた。
ピザを食べるほどに、何故だかピザ欲がどんどんと高まっている気がするな。
