【レビュー】6年間使用している南部鉄器(及源)の卵焼きフライパンF-141

我が家で最も使用頻度の高い調理器具のひとつ。今年で購入から丸6年になるが、週4〜5回の頻度でずっと使用している。

個人的にこのフライパンの1番のメリットは「卵2つで本格的な卵焼きや出汁巻きがつくれる」こと。最初は寿司屋で使うような銅のもの買おうとしたが、毎回卵をいくつも使ってられないし、日常使いを考えてこちらに。

主な用途は弁当用の卵焼きと、つまみ用のだし巻き卵。

 

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小さいが厚みのある本格派。慣れればふんわりとした卵焼きがあっという間に作れる。

 

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これは弁当用の卵焼き。卵2個使用。

 

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卵2個を4回に分け入れて焼くとちょうど良い。

 

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このフライパンで作った卵焼きは、ふんわりと柔らかい。

 

ちなみに鉄のフライパンに抵抗を持っている人が多いそうだが、気をつけることは意外と少なく、

  • 調理前にしっかり加熱
  • 洗剤を使わずに洗う
  • すぐ乾かす

くらい。おそらく一番面倒臭いのが「すぐに乾かす」だと思うが、このフライパンは小さいため調理後にすぐ洗えば余熱で簡単に乾く。しかも、卵焼きを焼く分には焦げがこびりつくようなことはないため、洗剤を使わなくても簡単に汚れが落ちるので手入れもかなり楽。鉄のフライパンとして使用するハードルはかなり低いはず。

 

良い点

  • 卵2つでしっかり卵焼きが作れる
  • 鉄製なので蓄熱性が良く、ふんわり仕上がる
  • 使用後すぐ洗えば余熱で乾く
  • 鉄なので長く使える

 

気になる点

  • 持ち手が熱くなる(私は布巾を使って掴んでいる)
  • サイズの割に重い
  • 洗いっぱなし、作りっぱなしで放置すると錆びる

 

良くも悪くも鉄の特徴という感じ。鉄の調理器具は万人受けするものではないが、多少の手間でも美味しい卵焼きを焼きたい人や、調理器具にこだわりや愛着を感じるタイプの人には間違いなく向いているはず。手軽さ求めるのであれば、テフロン製を定期的に買い換えるのがベターかと。

私はこれ無しの生活は考えられないくらいには愛用している。というか鉄製品自体が好きなのかもしれない。無骨でかっこいいし。

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