はじめての鰹の藁焼き

7/8(土)

5時半に実家で起床。子供達は6時前から元気いっぱい。実家の近所の寺で本の貸し出しを行なっているということで行ってみると、相当な規模で驚く。もはや地域密着型の簡易図書館。絵本やおもちゃもあったので、子供たちと遊んだり、パラパラと本を読んだり。

そのまま車で水族館へ。Aのテンションが終始高く、魚たちにずっと手を振っている。

はじめて見るトラザメの卵。すごい造形をしているな。

一心不乱に食う亀と、唐突なパンダ。

その後海の近くのレストランで食事。迷いに迷った結果、アジフライ定食を注文。肉厚のアジフライが3枚。巨大なカニ汁もついていた。

個人的な本日のメインイベント。家で鰹の藁焼きを作ることに。高知に行って戻り鰹の藁焼きを食べた時にはひどく感動したし、俺の住む街でも(高級ながらも)ちゃんと藁で焼いた鰹がごく稀にスーパーに出現した時は必ず買うほどには好き。ガスや炭火では再現できない、藁焼き独特の香ばしい香りをまとった鰹を家で作って食べるという何年も前からずーっとやりたかったことをようやく実現することができた。

鰹は海のそばにある市場で購入した。1尾まるごとで1,000円だったので三枚に卸してもらった。

骨を外すように腹側と背側にわければ、見たことある鰹のビジュアルに。結構なボリュームだ。

ホームセンターで藁を購入しようと思ったのだが、実家にあった。しかも昨年俺が祖父母の家で稲刈りした際のものらしい。バーベキューコンロに敷き詰める。

この時に稲刈りしたやつだ。

手頃な串が無いかな〜と実家の中を探していたら、「まさにこれ」みたいな魚用の串が出てきたので5本刺した。なぜこんなものが。

ひとりでは無理なので、父と妻と一緒に藁焼きを試みる。藁に火をつけると、ものすごい勢いで燃え上がる。流石にこれは実家の庭だからできることで、とても自分の家ではできない。

あっという間に藁は燃えていくので、どんどん追加しながら1〜2分ほど皮側を中心に火と煙を当て、焼き色がついたら氷水の中へ入れる。冷めたら水気を拭き取り冷蔵庫へ。それっぽい感じになった。

いつもより少し厚めにカットし、実家でとれたネギ、にんにくと共に盛り付ける。実家の恩恵を受けまくった鰹のたたき。

完璧な美味しさだった。しっかりとした燻臭と皮目の香ばしさ、生の鰹ならではのねっとりとした食感。必ずまたやりたい。

他、大好きな中華料理屋でテイクアウトしたオードブル。特に左手前の黒酢の酢豚が絶品。

 

7/9(日)

朝食を食べたら家に帰るはずが、Rがまだ帰りたくないと駄々をこねる。従姉妹と遊ぶのがよほど楽しいようで、今日も一緒に遊びにいく気が満々のようだ。結局Rを置いて帰宅し、母に送り届けてもらうことに。遠い中申し訳ない。Rは思い切り遊べたよう。

帰宅、庭のかすみ草がどんどんと咲いてくるので家中に飾る。なんかバランス良い感じで飾れた気がする。

夕飯はカニ。昨日食べきれなかったもの。

大瓶の赤星と共に。

貰ってきたインゲンをオリーブオイルで焼き、砂糖醤油で味つけ。これが一番好きな食べ方かもしれないな。子供も大量に食べていた。

ブラックタイガーをごろっと乗せたパスタを食べて子供と就寝。