赤羽へ

5/27(土)

出張だ。気合いで5時に起きてシャワーを浴びてアイスコーヒーを淹れ、車で最寄りの駅へむかう。あまり堅い仕事でないためユニクロの黒いジョガーパンツに黒いスニーカー、ジャケットを合わせたらものすごい楽さ。新幹線の座席の広さも相まって、まるで家でくつろいでいるよう。

ceroの新譜を聴きながら移動する。どの曲も抜群に格好良いのだが、方面で言われているような名盤具合にまだ俺の感性は追いつけていないと感じる。というか、数周聞いたくらいでは到底理解できないような構造美というか、複雑(だと俺が感じるよう)なエッセンスがありすぎて困惑してしまう。

たとえばハッシュタグ文化みたいに言葉を断片化したり、意味を軽量化して高速で流通させることに対しても、すごく疲れていて、抵抗感もある。

ポップアート的な、消費されていく商業音楽とも、もっとハイカルチャーな気難しいようなものとも違って、普通に言葉があって、気兼ねなく鑑賞できるアートみたいなものをceroとして目指していきたいなと漠然と思っているんです

情報量かつ熱量のあるインタビューを読むことで少し解像度が上がったような気がする。頻出する「静けさ」というワードの持つ意味が、今自分がなんとなく感じている音楽への快/不快に少し関連しているような気持ちを覚えるなど。錯覚かもしれんが。

あっという間に大宮に着き、乗り換えて目的地。そこから仕事を終えた後はホテルのある赤羽駅へ。事前にリサーチしていたお店はすでに満席なので、ひとまず近くの店でひとりビールを飲む。

その後大学の後輩と待ち合わせてお店へ。いろいろと盛り上がり、都内に住むかつてのサークル仲間達とも合流し、久しぶりの大人数での食事。楽しい気持ちと共に終電に乗るも、降りる駅を寝過ごしてしまう。携帯の充電も切れていたので歩いて帰るにも方向がわからずタクシーを拾ってホテルへ。やらかしてしまい大反省。

 

5/28(日)

はやし田

昼飯はラーメン。清潔感ある店内で食べるキリッとした醤油の風味が、二日酔い気味の体に心地よい。低温調理された豚と鶏、ぱつっとした食感の麺もかなり好み。

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イカワコーヒー

お腹いっぱいになったらコーヒーが飲みたくなり、近間で探す。

カウンターのみの店内で、至近距離でコーヒーをドリップしてくれる。ホットのブラジルを注文。ドリップ時の香りの良さ、冷めた時に感じる綺麗な酸が印象的。

趣味が詰め込まれたような店内で、元エンジニアの店主が科学的な視点からコーヒーの色々を語ってくれる。最近焙煎を試みた自分にとってはどれも貴重な話だ。もっと話を聞きたく、アイスコーヒー3種飲み比べも頼む。

ゲイシャ種を飲んだ時に感じた日本酒のようなフレーバーに驚く。結局1時間半ほど滞在してたくさん話を聞いてお店を後に。

 

セキネ

家へのお土産に焼売15個入りを購入。

その後帰路につく。オフィスチェアを試したく家の近くの家電量販店に寄ったのだが、取り扱いがなく残念。急にふと2日間会っていない子供達の喜ぶ顔が見たくなり、それぞれにおもちゃを買って帰る。有料のラッピングまでしてしまった。

17時半頃自宅へ。妻が作ったピーマンの肉詰めと、お土産で買ってきたセキネの焼売を食べる。肉感たっぷりで食べ応えがある。添付のタレは甘味がしっかりしたのも意外性があって良かった。やはり家族での食事は落ち着くし楽しい。食事に大切なのは安心感だということを強く意識する。

食事が終わる頃、先ほど購入したプレゼントを子供達へ渡す。急なプレゼントに驚き、そして喜んでくれたので嬉しい限り。Rにはレゴのロボット、Aにはアンパンマンのブロックセット。しばらく大騒ぎしながら一緒に遊ぶ。

疲れもあって子供と一緒に就寝。