柚子トロたく、鴨南蛮、舌を噛む

1/5(木)

仕事始め。仕事がない日は6時前に起きねばという気持ちになるのだが、仕事がある日は動けず。結局妻に起こされ、Rと共に6時半に起床。今日から仕事始めなので2人分の弁当を作り、水筒用にコーヒーを2人分ドリップする。朝食後、Rの寝癖を整えながら先日怪我をした頭の傷を確認すると、嘘みたいに綺麗になっていて安堵する。子供の治癒力よ。

道路が凍結しており出社に時間がかかる。仕事年末や年始に定型句を何度も交わす中で醸し出される社内の空気感が苦手だ。今日が仕事始めということよりも、そちらに鬱陶しさを感じながら昼休みにバキバキに割れた鳩サブレーを食べ、拒絶の意味を込めてイヤホンをした。

そういえば1週間ぶりに食べた弁当は美味しかった。先日ブログに書いたことで思い出したのだが、以前ポッドキャストで平野紗季子さんが冷たい弁当の魅力を語っており、それ以来弁当が持つ温度差のない食事の魅力に気付かされている。温度差のない箱内でおかずは対等であり、仕切りをなくすことで不意な組み合わせや食べ合わせに気づくこともある。家で作る食事はいかに作り立てで食べるかを考えているが、弁当はまた違う楽しみがある。何気ない暮らしの中に楽しみを見つけていくという(コスパの良い)スタイルを忘れず2023年挑んでいきます。

夕飯のつまみは昨日の余り物で。トロたくがあるんだから相性良いだろ、と思いネギトロとたくあんを刻んだものを混ぜてみる。それだけだと面白みがないかと思い、柚子の皮を擦り下ろしてふりかけた。

年始に鴨を焼いたタイミングで食べようと思っていた鴨南蛮をこのタイミングで作った(食べるのが多すぎて作れなかった)。

口と舌の動きがちぐはぐになったのか、舌を思い切り噛んで血が流れる。牛タンの食感を思い出しながら、恐る恐る自分の舌の柔らかさを確かめた。

夕食後、最近バスケに興味がありそうなRにパスの仕方を教える。年末年始で2kg太った体に重みを感じながら、気休めの筋トレをして就寝。