10/28(金)
今日から泊まりで出張なので、植物達に水をしっかりやる。キッチャクードの貯水葉は立派になってきた。他の株も動きが出てきて、ずっと胞子葉を伸ばしていたヴィーチー達もようやく貯水葉を展開してきた。
PM、飛行機で移動。長時間の移動で疲れ、夕飯は昨日予約した店でちょっと豪華に。
■えいたろう屋
えいたろう屋 (えいたろうや) - 烏丸御池/京料理 | 食べログ
1品目の刺身の盛り合わせでやられた。全てが美しいし美味しすぎる。
鴨の炭火焼き。
その後、軽く飲み直してホテルへ。
10/29(土)
土日に仕事があったので、何とか頑張る。長い間やっていた仕事が、ようやく少し一区切りといった感じ。以降は旅行モードになる。
■中華そば ますたに
中華そば ますたに 北白川本店 - 元田中/ラーメン | 食べログ
一仕事終え、昼食はがっつりとラーメンに。こういう地元に根付いたお店に行きたかった。しっかりとした豚ベースのスープにたっぷり背脂。細めのストレート麺が程よく絡んで、あっという間に食べ切ってしまった。背脂で旨味たっぷり。地元の人で賑わっていた。
仕事後、すぐに飲みに出ようと思ったのだが、ホテルに戻ったら仕事の疲れがどっと出てベッドで眠ってしまった。立ち飲みに行くなどして軽く飲んでこの日は就寝。
10/30(日)
この日も仕事だが、合間に観光を挟む。
■いづ源
鯖寿司が大好きなので、京都では必ず食べたかったものの一つ。
混雑を予想して11時の開店とほぼ同時に行ったのだが、先客は1組。無音の店内が非常に落ち着く。こういう場所に来たかったんだよな、ということをしみじみ感じるようなお店。
京寿司を注文。鯖寿司をはじめとした盛り合わせ。まろやかで旨味があるカドのない酢飯が絶妙。太巻きは、真っ黒に煮た椎茸、たまご、みつばの周りを白いかんぴょう。
鯖寿司はとにかく感動。ちょっと信じられないくらいの美味しさ。ふっくらとした旨味のある鯖と酢飯の一体感が凄まじい。鯖の良い部分を全部引き出したうえで、酢飯がそれを下支えしているような。あまりに美味しすぎてちょっと泣きそうになった。間違いなく今回のベスト食事はここ。
あまりに衝撃だったので、翌日分のお土産も予約してしまった。この感動は家に帰っても味わいたいし、妻とも共有したい。女将さんとも少しお話できたが、本当に温かみを感じるお店であった。京都に行く機会があれば、また必ず再訪する。
■平安神宮
ちょっと観光。賑わっている。入り口の前で肉フェス的なことをやっていて風情がなかった。
■水路閣
明治時代に作られたレンガ造りの水路とのこと。壮観だったが、アーチの中で自撮りをしている若者があまりに多すぎて写真を撮るのが少し大変だった。
■南禅寺
うって変わってここは人が全然いなかった。紅葉していたらもっと綺麗だったんだろうな。
■京セラ美術館
ちょうどアンディ・ウォーホルの展示があったので前日予約して訪問。
全作品スマホでの撮影可能という太っ腹な展示。初期の作品などもあり、見応えある。なんだかんだ大好きなので感慨深かった。QRコードを読み取ってスマホで音声ガイドを聞けた。
■&PAPERS
自社の紙関係の商品がたくさん。かなり好み。お土産をたくさん購入。
行きたい飲み屋の候補はあったのだが、どこも満席のようで落ち込む。日本酒メインの立ち飲みで軽く飲んだ後は歩き疲れながら宿に戻る。今日は20,000歩以上歩いていた。
10/31(月)
7時に軽く朝食を食べたらホテルをチェックアウト。良い宿だったが、全体的に若者受けを狙っているような感じで、所々居心地が悪いと感じる場面あり。いわゆる「映え」的というか、表面的というか。まぁいいや。
■新福菜館 本店
新福菜館 本店 (シンプクサイカン) - 京都/ラーメン | 食べログ
朝9:00からやっているので、開店と同時に伺う。平日だったこともあり、すんなり入店できた。真っ黒だがしっかり出汁が効いているスープに、歯切れの良いストレート麺がかなり心地よい。無くなるのが惜しいくらいさらっと食べてしまった。
ラーメンはどこへ行ってもその土地に普及して根付いているのに、独自の発展をするのが本当に面白いと思う。2店舗しか行けなかったが、京都のラーメン文化はかなり好みというか「また来たい」と感じるものばかりであった。
■京都府立植物園
ホテルから遠かったので、一瞬行くか迷ったけれど本当に行ってよかった。俺が行ったタイミングでは、5〜60 代の方がほとんどを占めていた。カメラを持って入園したせいか、受付の方に「NHKの取材の方ですか?」と尋ねられる。観光です。
園内の草木はもちろん凄かったのだが、温室が圧巻だった。
熱帯、乾燥、高山など、エリアが分かれているのもそうだが、とにかく植物が生き生きと茂っていた。ビカクシダなんかは2mサイズで、迫力を通り越してちょっと鳥肌がたっちゃう程のサイズ感だった。
このワンダエも俺よりでかい。
アルシコルネはクランプ含め圧倒的な存在感。
なんというか、こんなものを目の当たりにしたら自然界で自生しているものを俺なんかのエゴで趣味として育てさせて頂いて大変恐縮です...というような感情が芽生える。
完全に気をやられて昼食へ。
■おがわ
どうしても行きたかったので開店前から並ぶ。先客は1組。
ざるそばを注文。非常に香りの良いそばと濃いめの出汁が効いたつゆ。ひとくちひとくちが贅沢な瞬間で食べ進むのがもったいなかった。
その後、再びいづ源へ行って鯖寿司を受け取り帰路へ。
さすがに数日間も家を離れるとかなり外食疲れをしてしまうので、後半は早く家でご飯が食べたいという気持ちが強かった。空港まで出迎えてくれた妻と子に会うと少しじんわりしてしまう。たくさん話をしながら、疲れもあって早めに眠ってしまった。