鶏むね肉が好きでいつもまとめ買いをするのだが、安さが売りの近所のスーパーで鶏むね肉(国産)を購入すると、たまに「ゴリゴリ」とした食感がする。砂肝の食感が近く、肉の弾力はなく繊維を断ち切って食べているような不快感のある食感。
初めて食べた時は「質の悪い個体にあたったか?」くらいの気持ちでいたが、
- そのスーパーでむね肉を買うと一定の割合でゴリゴリした食感にあたる
- 他のスーパーや精肉店で買ったむね肉ではそのようなことが起こったことはなし
ということもあり、そのスーパーに対する不信感のようなものが芽生えてしまいそうだったので調べてみることに。
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日本語でGoogle検索すると同じような個体にあたっている人はいるものの、根本的な原因にはたどり着けず。慣れない英語で検索してみると、海外ではかなり一般的に発生している問題らしい。
このごりごりとした食感は、“woody breast (木のようなむね肉)”と呼ばれており、サイズや重量の大きい鶏に特によく見られる現象のよう。むね肉の繊維が硬質化することで、このような硬い食感になってしまう。
この現象の背景にあるのは食用の鶏肉の大型化。鶏肉の需要が高まりを見せる中で、短期間で大きく飼育できる鶏が重宝されるようになり、平均的な鶏のサイズや重量が年々上昇する中でこの問題が顕在化してきたよう。食しても害はないが、食感の悪さから消費者の苦情に繋がるため、ひき肉やナゲットなどに使用されることもあるのだとか。
英語力が低いのでどこまで正確なのかは不明だが…。
参考
- What is Woody Chicken Breast - Holistic Kenko
https://holistickenko.com/woody-chicken-breast/
- What is woody breast? - Chicken Check In
https://www.chickencheck.in/faq/woody-breast-chicken/
- Why does woody breast still have the industry stumped?
https://thepoultrysite.com/articles/why-does-woody-breast-still-have-the-industry-stumped
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毎回2kg程度まとめ買いをするので、なるべく重量が大きいものを選んで買っていたのも原因のひとつなのかも。今後は小さい個体を買い続けてみて、どうなるか確認してみようかと。