ANOVA nano を購入、いくつか低温調理したのでレシピメモ

低温調理はこれまでIHの保温機能や実験用のウォーターバスを駆使して行っていたが、IHは温度管理が面倒、ウォーターバスはでかくてシンプルに邪魔、ということでようやくANOVA を購入。

グレードは迷った挙句一番小さいnanoに。保管スペースの関係と、一度に大量調理をするわけではないので。公式から送料込みで13,500円程度。香港から発送されるようで、到着までは2週間くらい。

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シンプルで無駄がない。

早速いくつか調理。

 

まずは定番の肉類。牛モモ、豚肩。

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  1. 牛もも、豚肩、鶏胸に塩を振り、それぞれジップロック
  2. 加熱(57℃、5時間)

個人的には豚肩が食感、風味共に好み。脂の具合もちょうど良い。

 

砂肝のコンフィ。

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  1. 砂肝下処理し、オリーブオイル、ローリエ、ニンニク、塩胡椒
  2. 加熱(62℃、3時間)

断面きれい。そしてうまい。まとめて作っておきたい。

 

サーモンも。

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  1. 刺身用サーモンを8%の塩水に1時間浸漬
  2. 水気を拭き取る
  3. オリーブオイル、ローリエと共に加熱(45℃、1時間)
  4. 冷蔵庫で冷やす

ほろほろとした食感で上品。このサーモン、生で食べた時は水っぽくて生臭かったのだが、こうやって食べることでネガティブな要素は消えて上品な味に。家にローリエしかなかったが、ハーブ類と共に食べたい。

 

温泉卵。

冷蔵庫の卵をそのまま65℃で30分加熱するだけ。これが何かと便利。

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サラダに。
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カレーに(ちょっと汚い)。

(カレーは玉ねぎと大量セロリ+SB赤缶で。とても美味しくできた。)

 

 

間違いなくこれまでより手軽に低温調理ができるようになったかと。コンセントと容器があれば場所を選ばないのも良い。

ただ想定外だったのは、意外と大きな容器がいるということ。

ルクルーゼやストウブなど保温性高そうな鍋を使おうと思っていたのだが、本体を固定する位置が決まっているため、我が家のルクルーゼ(20cm)では鍋の高さが足りずにアウト。

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結局発泡スチロールの容器を使用することに。

 

 1万円ちょっとの課金で、得られるものは大きい気が。ただ肉ばかりだとマンネリ化しそうなのと、低温調理の食感にも飽きそうなので、別の食材でもいろいろと作ってみようかと。

 

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